年功序列とは?

「年配の者こそが指導する立場にいるべき」という考え方に基づいている年功序列制度は、日本に古くから伝わっている人事制度の一つです。

欧米企業の多くは年齢よりも能力を重視するのに対し、日本の企業の多くは、まだまだ年功序列制が採用されているようです。

そもそも、年功序列は儒教の教えに基づいているといわれています。

たしかに、「目上の者を敬い、教えを請う」といった儒教の教えは日本でも古くから慣習として受け継がれていますし、その教えに基づいている年功序列は、個人よりも集団に属する事を重んじろと教えられている日本文化にもシックリ当てはまりますよね。

また、年功序列が日本社会の基盤になったのは、戦後の団塊の世代と呼ばれている人々が働き盛りだった頃。

この頃は日本の高度成長時代ということもあり、国民全体が一つになって国を支えて成長させた時代でした。

もし仮に、能力主義が人事制度に採用されていたとしたら、日本は現在のような大きな成長を遂げてはなかったかも知れません。

年功序列は、日本の文化と時代の流れに理想的な人事制度だったわけで、日本のビジネス史にとってはなくてはならない存在だったのかもしれません。

現在でも、日本国内資本の企業の多くは年功序列制度が取られています。

しかし、外資系やベンチャー企業などでは年齢よりも能力を重視する会社も増えてきましたし、ネットビジネスにおいてもやはり能力が最重要視されています。

幸か不幸か、年功序列は少しずつ姿を消していくのかもしれませんね。